ユーザー車検の一番のメリットはなんといっても「車検代が安い」ということに尽きると思います。
それではどれくらい安いのか見てみましょう。
※プリウス NHW20の費用になります。
1. 自動車検査手数料
1,800円
ユーザー車検の検査手数料です。
右上の収入印紙2枚を受付で購入して、自動車検査票に貼ります。
残りの費用は税金と保険の代金なので、ユーザー車検自体の費用はこの1,800円のみ。
ディーラーやガソリンスタンドで車検を受けても印紙代に1,100円取られるので、ユーザー車検にかかる実質の費用はたったの700円てことになりますね。
この自動車検査票の右下に空欄があり、それぞれの検査に合格するとハンコが押されます。
2. 自動車重量税
15,000円
自動車重量税はクルマの重さによって金額が変わります。
軽自動車は重さに関わらず定額です。
プリウスは3ナンバーの中型車ですが、エコカーなので15,000円でした。
軽自動車 | 小型車/~1000kg | 中型車/~1500kg | 大型車/~2000kg | |
---|---|---|---|---|
重量税 (*エコカー) |
¥6,600 (*¥5,000) |
¥16,400 (*¥10,000) |
¥24,600 (*¥15,000) |
¥32,800 (*¥20,000) |
3. 自賠責保険
26,680円
自賠責保険(強制保険)に加入していないとユーザー車検は受けられません。
どの保険会社でも料金は一律です。
写真では自家用乗用自動車の25ヶ月契約の料金になります。
次の車検が切れるまでの2年間分です。
車検を受ける時期によっては24ヶ月になることもあります。
要は無保険期間がないようにするためです。
保険料も軽自動車は少し安いです。
軽自動車 | 小型車/~1000kg | 中型車/~1500kg | 大型車/~2000kg | |
---|---|---|---|---|
自賠責保険料 | ¥21,970 | ¥24,950 | ¥24,950 | ¥24,950 |
ユーザー車検の合計費用
上記すべての料金を合わせたプリウス20型のユーザー車検の費用の合計はなんとたったの43,480円!
ディーラー車検と比べるとその安さたるや。。。驚きです。
(私の場合は予備検査代が別途、3,500円がかかりました。)
いくら費用が安く簡単でも油断禁物!
ユーザー車検は不合格になることもある!?
いくら費用が安いからといって、安易にユーザー車検を受けてしまうと、車検に落ちてしまうこともあります。
車検に落ちると再検査です。
当然、不合格になった部分を修理しなくては再検査には受かりません。
少しの修正で済めば、修理代も安いかもしれません。
しかし、大掛かりな修理になった場合は、車検を受けずに売ってしまった方がお得になるかもしれません。
ユーザー車検を受ける前に、車査定しておくことをおすすめします。
そして、車を購入するとき普通は古い車はディーラーに下取りに出します。
そこでディーラーが、
と持ちかけて来ることでしょう。
なんて言われたら得した気分になって信じてしまいますよね?
実はここがポイントなんです。
これはディーラーの営業トークで、車両からは一切値引きしないで、トータルですごく値引きしたように感じさせるテクニックの一つなんです。
ディーラーの査定額は相場よりもかなり安いのです。
大抵の人は自分のクルマの適正な査定額なんてわからないですよね。
これでは、ディーラーの思うツボです。
ディーラーに騙されないようにするには、自分のクルマの今現在の価値を知っていればいいだけです。
どうすれば相場価格がわかるのか。。。
それはこちらのサイトで無料で簡単に査定ができます。
私は親戚のディーラーに教えてもらった通り、乗っていた旧型プリウスを一度インターネットで査定しました。
査定の結果は、ディーラーの提示した下取り価格よりもなんと最大で30万円以上も高額でした。
その結果を知っていたおかげで「査定額アップではなくちゃんと本体価格から値引きして欲しい
!」と交渉することができました。
皆さんもナビクル車査定をぜひ利用してみてください。
ユーザー車検の方法についてはこちら。
ディーラー車検やその他の車検サービスについてはこちらの記事をどうぞ。